Monthly
Schedule月次スケジュール
日直を除き、土日祝は基本お休み。当直明けも必ず休みです。
初期臨床研修、専攻医研修(後期臨床研修)の当直は月4〜6回、日直は月1〜2回となり、
シフト制により月ごとで決定。当直明けは必ずお休みとなります。
月次スケジュール例
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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1通常勤務 |
2通常勤務+当直 |
3休み |
4通常勤務 |
5通常勤務+当直 |
6休み |
7休み |
8通常勤務 |
9通常勤務 |
10通常勤務 |
11通常勤務+当直 |
12休み |
13休み |
14休み |
15通常勤務+当直 |
16休み |
17通常勤務 |
18通常勤務 |
19通常勤務 |
20休み |
21休み |
22通常勤務 |
23通常勤務 |
24通常勤務+当直 |
25休み |
26通常勤務 |
27休み |
28日直勤務 |
29通常勤務 |
30祝日休 |
31通常勤務 |
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The flow of
regular work通常勤務の流れ
研修医1年目/
内科系ローテートのある1日
ローテート先の科によって業務内容や1日の流れは異なります。例えば、外科系ローテートの場合は午前・午後共にオペ業務があり、救急部門のローテートは救命センター棟での勤務となります。以下は内科系ローテートの1日です。
2021年入職|櫻木 佑
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6:30
起床・出勤
私は職員寮を利用していませんが、病院近くで一人暮らしをしています。
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7:30
受け持ち患者さまの回診
少し早く出勤し、以前より容体を見守ってきた私の受け持ち患者さまを診察。体調を一通り確認し、食事や睡眠の調子などもお伺いしながら、カルテに記入します。
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8:30
前日の症例メールをチェック
空き時間があれば、昨晩搬送されてきた患者さまの珍しい症例や、研修医同士で共有している症例メールを通してカルテをチェックします。
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8:50
病棟業務(内科系ローテート)
病棟での業務がスタート。内科で受け持つ入院患者さまを診察し、翌日投与する点滴や特記事項をカルテに記入。判断に迷う点があれば指導医に相談し、フィードバックをもらいます。1つ聞けば2つも3つも教えてくれる先生ばかりです。
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10:00
病棟業務(内科系ローテート)
一通りの業務に慣れていくと、患者さまご家族への治療方針のご説明や転院調整などの判断も任せてもらえるようになります。そこで頼りになるのが看護師やコ・メディカルの先輩たちで、相談に応えてくれるばかりでなく、病院全体で研修医を育ててくれる空気を感じます。
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12:00
研修医勉強会/昼食
普段はローテート先の指導医や上級医たちと一緒に、食堂でランチを食べます。日によってお昼時間を利用した研修医勉強会が行われることもあり、病院から支給される軽食を食べながら研修を受けます。
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13:00
病棟業務(内科系ローテート)
消化器内科であれば胃カメラの検査、循環器内科ならカテーテルの検査など、午後は検査業務を中心にこなします。そばで指導医や上級医の先生にも動きを見てもらいながら、手技の実践も日々繰り返していきます。
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16:50
定時/受け持ち患者さまの回診
業務終了後、自分の受け持ち患者さまをもう一度回診。受け持ちは科をローテートするごとに変わりますが、希望が通れば、担当の患者さまを退院まで見届けることもできます。
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18:00
研修医局で勉強・雑談
1人1席ある研修医局では、各々が症例を勉強したり、翌日のオペ等の準備をしたりしています。一方で医局は賑やかな面もあり、他愛のない雑談やワイワイと休みの計画を立てる仲間たちもいます。居心地いいですよ!
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19:15
帰宅
The flow of
duty day当直の流れ
研修医1年目/
当直担当のある1日
当直担当の日は、通常勤務に引き続く形で16:30より救急外来で勤務します。
翌朝の受け入れ状況に寄りますが朝9:00頃に退勤し、平日でも1日お休みとなります。
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16:30
当直勤務開始
救急外来に出勤し、まずは当日の当直メンバーの出前注文を取りまとめます。これは研修医1年目の担当です。
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16:40
救急患者の受け入れ(1件目)
基本的には研修医1年目と2年目のペアで救急車1台に対応します。日によって忙しさは異なりますが、毎晩平均70名ほどの患者さまを受け入れています。
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19:00
救急患者の受け入れ(約15件目)
「断らない救急」を掲げる当院には、一次から三次まで様々な症例患者のホットラインが届きます。名古屋市内のみならず、時には市外・県外からも救急車が駆けつけ、ウォークインの患者さまも訪れます。
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22:00
救急患者の受け入れ(約30件目)
息をつく暇もなく救急対応は続きます。当直メンバーは研修医1〜2年目が2人ずつ、救急科・内科・外科の医師が1人ずつ当直を担当し、計7名ほどの医師で協力して対応しています。
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1:00
救急患者の受け入れ(約40件目)
研修医1年目の頃は、最初は患者さまの症状確認だけで手一杯ですが、6月頃から採血や点滴、簡単な処置やレントゲンなどの検査オーダーも徐々に任せてもらえるようになります。10月頃には入院/帰宅の検討ができるまでの判断力も身につき、上級医の指示を仰ぎながら対応します。
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4:00
救急患者の受け入れ(約55件目)
基本的に研修医2年目の先生が診察全般を担当しますが、ウォークインの場合はその限りではなく、研修医1年目が患者さまを診察し、指示やアドバイスをもらいながら対応経験を重ねます。
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5:00
仕事合間に軽食・休憩
患者さまの受け入れが落ち着くと、軽食をとり休憩します。ホットラインが比較的多い当院の場合、仮眠はとれても30分くらいです。
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6:00
振り返り
疲れもありますが、対応した患者様の振り返りをします。
書かれたカルテをチェックすると、当直業務の終わりも見えてきます。 -
8:20
救急外来の受付終了
当直メンバーはこの時間まで受け入れた方の処置を担当。最後の対応が終わり次第、通常勤務のメンバー(救急外来ローテートの研修医や先生たち)に引き継ぎを行い、当直の終了です。
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9:00
退勤
スムーズに終われば、当直メンバーと朝食を食べに行くことも。当直明けは1日休みですので、お昼過ぎまで眠ってから休日を楽しみます。お疲れ様でした!